水分補給の適切な方法は(・・? 【今日のお題 keiトレーナールーム】
2022/06/29
No133 水分補給の適切な方法は(・・?
昨日梅雨が明けました。
わずか14日間という統計開始以来「初」の短さですΣ(゚Д゚)
確かに雨が続くと気分も滅入りますし、ジメジメは不快ですが…
これだけ雨が降らないと、夏本番の7月8月9月の「水不足」が心配です(>_<)
そしてこの暑さで熱中症にかかる人が日に日に増えています。
昨日は修学旅行中(熊本県)の遊園地?で熱中症にかかり、意識不明の重体になった女子高生がいたとか…
何度も書いていますが、熱中症は
・睡眠をしっかりとる
・食事をしっかりとる
・適切な水分補給
この3つが出来ていると、そうそう熱中症にはなったりしません。
修学旅行ということなので、夜更かししたのかもしれませんね(>_<)
そしてこの
「適切な水分補給」
ですが、どうですか?
皆さんは「水分補給」と聞いて、何が適切か?知っていますか(・・?
水分補給…
こう聞いて、まず「何を飲めばいいのか?」です。
これは「運動中」と「日常生活」で違います。
日常生活では「水」や「お茶」がいいですね。
お茶にも多少の利尿作用があるので、「水」で十分です。
これを1時間に一口くらいでいいので、こまめに飲みます。
この「こまめに」というのがポイントです。
運動中は大量の汗をかきます。
汗の中には体のミネラル成分が含まれています。
汗とともに出て行ったミネラル成分を補給しないといけません。
だから
「スポーツドリンク」
が推奨されているわけです♪
今は本当に色々なスポーツドリンクが販売されています。
自分の飲みやすい物を飲めばいいです(^^)
そしてあまり知られていませんが、
「温度」
が重要です。
水を飲みました!
これで水分補給はバッチリだ!
…
というのは正確には違います。
水分を飲んで、体が吸収して、初めて
「水分補給が出来た」
になります。
口から入った水分は「食道」を通り、「胃」に入ります。
この「胃」をいかに早く通過するか?がポイントです。
水分を吸収するのは「小腸」「大腸」です。
糖分が高いジュースや常温の水は「胃」で止まります。
一方、冷たい水も胃で止まりますが、そのスピードが速いのです♪
目安は
5~15℃
と言われています。
つまり「キンキンに冷えた水」が最も早く吸収できるのです(^^)
そして多少の塩分・糖分があったほうが吸収率が高いです♪
冷えた飲み物は体の深部体温を下げる効果もありますから。
まとめると
水分補給には5~15℃の冷えた水、もしくはスポーツドリンクが適している
となります。
どんなに水分をいっぱい摂取しても、その水分が小腸や大腸にいかないと吸収できていませんから(>_<)
ではもし「脱水症状」になったらどうすればいいのか?(・・?
そもそも脱水症状はどうやって見分けるのか?
こんなものがあります。
最近スポーツ施設や各学校のトイレに貼ってあることが多いです。
特に男性は立って排尿をするので、目の前にあったりします。
自分の「尿」の色で脱水状態なのか?どうなのか?
がわかります。
これは非常に便利です♪
自分の健康状態が尿で把握できるので(^^)
少し余談ですが、排泄物のことを「大便」「小便」といいます。
この「便」という字は「便り(たより)」とも使います。
郵便などでもこの漢字を使いますね。
つまり「大便」「小便」は
体からの便り
ということになります♪
私は毎日・毎回必ず自分の排泄物を確認しています(^^;
健康状態のチェックです。
少し話しがそれました…
尿の色で脱水状態になっているかどうか?が分かります。
是非皆さんもチェックしてみてください(^^ゞ
そして脱水症状になってしまった!
となったら、経口補水液がおススメです。
少し前までは「OS-1」しかありませんでしたが、今は各メーカーが出しています♪
この経口補水液とスポーツドリンクの違いは何なのか??
それは
「電解質の量と糖分の量」
が違います。
大塚製薬に詳細が書いてあるので、それをのせておきます。
スポーツドリンクと経口補水液の違い→https://www.os-1.jp/faq/02/
運動中などの水分補給はスポーツドリンクで十分ですが、体が脱水症状になっているときは「経口補水液」が有効です。
経口補水液の不思議?なところは、普段は美味しくありません(>_<)
めちゃくちゃ不味いです。
しかし脱水状態になっていると、美味しく感じます♪
体が水分を欲しているからでしょうね。
私は3年前くらい前から「水」と「ビール(アルコール)」しか飲んでいません(笑)
たまにコーヒーを飲みますが、ブラックです。
お茶もそんなに飲まないですね。
水ばかり飲んでいると
「水中毒になりませんか?」
とたまに聞かれます。
水中毒とは「水」の飲み過ぎで体内のナトリウム(塩分)が不足し、「低ナトリウム血症」になることです。
よく健康のために「2リットル」の水を飲みましょう♪
と言われます。
つまりは2リットルくらい飲んでも、水中毒にはなりません。
調べるとフットボールの練習中に14リットルもの水を摂取し、死亡した。
ということがあったそうです。
14リットルさすがにダメだと思いますが、夏場なら2~3リットルの摂取は何の問題もありません♪
性別・体格で変わってくるので正確な数字は出せないですが、5リットル以上飲むと危険かもしれませんね(>_<)
少し長くなりました(^^;
まとめます。
冒頭にも書きましたが、最後にもう一度書きます。
・睡眠をしっかりとる
・食事をしっかりとる
・適切な水分補給
この3つがしっかりできていれば、そう簡単に熱中症にはなりません。
そして水分補給はその「温度」がポイントです。
5~15℃と冷たいほうが体内での吸収は早いです♪
尿の色で脱水状態かどうか?は判断できるので、トイレに行くたびにチェックしてください。
もし脱水症状になってしまったら、経口補水液がおススメです(^^)
以上ですね。
6月ももう終わりですが、「まだ6月」です。
これから7月8月と夏本番が始まります!
熱中症にならないように、気をつけてくださいm(__)m
では次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐