大文字駅伝が中止(>_<)??
2022/06/16
No128 大文字駅伝中止(>_<)??
昨日は1日を通して雨が降ったり、止んだりしていました。
さすが「梅雨」ですね。
今日は雨上がりの影響か?
蒸し暑いです(>_<)
今日は少し時事ネタを…
今朝、TVで
「大文字駅伝が中止!」
というのを見ました。
私は思わず
「え??マジで?」
と声を出してしまいました。
大文字駅伝のことを知らない方のために…
大文字駅伝とは
1987年から始まった大文字駅伝は毎年2月に開かれ、全市立小と希望する国立、私立小、民族学校が参加する選考会を突破した48校の6年生が出場する。
(京都新聞より)
です。
京都の冬の風物詩として、長年親しまれてきました。
私も小学生の時に走りました(^^)
…といっても「予選」を走っただけで、本線には行けませんでしたけどね(^^;
いい思い出です。
こんな感じで京都の街並みを走ります♪
ちなみにコースは
こんな感じです。
ではその「大文字駅伝」がなぜ中止になったのか(・・?
それは
京都の「冬の風物詩」としても長年親しまれてきたが、練習の過熱化や児童の身体への悪影響などが問題となっていた。
年々大会への熱が高まるのに伴い、練習しすぎによるけがが問題化。下肢の痛みなどを抱える子どもが少なくなかった。(京都新聞より)
だそうです。
朝のニュース番組では
「勝利至上主義」
という題名でワンコーナー、12~13分の間話していましたね。
昨今、学校の運動会では徒競走などは「1位2位3位…」などを決めずに、全員走って、全員同じ順位だと…
これは私個人の意見としては「反対」です。
幼稚園や小学校低学年くらいならば、それでもいいと思います。
体を動かすこと、スポーツを楽しむこと…
まずはここがスタートだと思うので。
しかし高学年やまして中学生・高校生では話が違ってくると思います。
例えば甲子園などは高校生たちが真剣に野球に打ち込み、その姿に感動します。
その他のスポーツも同じだと思います。
チームメイトと一緒に練習し、その結果「勝つ」ということがどれだけ嬉しく、楽しいか…
京都新聞に記載されているとおり、「年々大会への熱が高まるのに伴い、練習しすぎによるけがが問題化。下肢の痛みなどを抱える子どもが少なくなかった。」
というのは「大人・指導者」の問題だと思います。
昭和のスポ根ではないので。
初めは楽しくスポーツが出来ればいいと思います。
しかしある程度レベル・強度が上がれば当然そこには「勝ち・負け」が存在するべきです。
中学生が真剣にサッカーに取り組み、地方大会を勝ち進み、全国大会に出て、そこでやることは「勝ち負けのない交流試合」では…
子どもたちも「何のために今まで練習してきたのか?」
となるでしょう。
私の子どもの話しですが、まだ4歳です。
ご飯を食べることが本当に遅い子ですが、最近は
「〇〇君(自分のこと)が最初に食べ終わった!1位だ!」
と喜んでいます。
人間の本能に「相手に勝つこと」がインプットされているように思ってしまいます。
大人・指導者がキチンとし練習量などをコントロールすれば問題ないはずです。
競争のない世界
これを経験し、世の中そんなもんだ!
と認識すれば、大きくなり大人になっても、その経験があるので「競争」しなくなるでしょう。
大人になり、社会に一歩出れば「競争だらけ」です。
プロ野球が毎年優勝もなく、ずーーっと交流戦だけしていては絶対に盛り上がりません。
サッカーはJ1からJ2・J3までカテゴリーがあり、成績が悪くなると、「下のカテゴリー」に落ちます。
逆に勝ち進めば「上のカテゴリー」に上がれます。
その真剣勝負が見ていて楽しく、おもしろいのでみんな好きなチームを応援しています。
オリンピックも必ず「金メダル」が決まります。
これは国を代表しての戦いです。
勝利至上主義は確かに問題です。
これはスポーツをしていく上で、永遠の課題だと思います。
「勝つことが全て・勝たなければ何の意味もない」
これが「勝利至上主義」だと思います。
負けることで得るものも必ずあります。
選手も勝ちたい、指導者もなんとか勝たせたい
そこから
練習量が増える
↓
体に負担がかかる
↓
ケガが増える
↓
これはよくありません。
指導者が悪いのです。
選手は悪くありません。
ケガが増えるほどの練習メニューを組んでいるのは指導者ですから。
そこまで体のことを理解していない指導者が多いのかもしれませんが…
一応参考にした京都新聞のリンクを載せておきます。
→https://news.yahoo.co.jp/articles/9cbf202335d2c02d623e5752c5ffae8f4fee2c1a
スポーツに携わっている人間として、少し想う所があり、今日のブログを書きました。
学生時代に真剣にスポーツに取り組み、その競技のプロを目指す選手もいれば、自分で見切りをつけて、やめる選手もいます。
私も小学生の時には川口能活選手に憧れて、目指した時期もありました。
中学生になり、その壁の高さ、分厚さに「これは無理だ」
とすぐに思いました(^^;
その時に出会ったのが「トレーナー」でした。
私はトレーナーになりたい、けどサッカーも続けたい。
サッカーは高校まで。
そこからはトレーナーになるために勉強する!
私のような学生は多いと思います。
将来は「〇〇になりたい」
だからこそ、学生時代の今は真剣に競技と向き合う。
それでいいと思いますし。多くの人がそうでしょう。
勝つためにはどうしたらいいのだろう?
勝つために体を壊してはいけませんが、勝つための努力をします。
それが大人になった時に必ず生きてきます。
社会人になって働くようになれば、どうしたらいいのか?
の連続ですからね(^^;
色々書きました。
これはあくまで私個人の意見なので、そこはご理解くださいm(__)m
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐