東洋医学~「胃の六つ灸」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2022/05/16
No114 東洋医学~「胃の六つ灸」~
最近はまだ涼しいですよね♪
イメージですが、GWが終わったら「夏」のように暑くなっている…と思っていました(^^;
朝晩はまだまだ「肌寒い」です(>_<)
そして今日のお題は
「胃の六つ灸」(いのむつきゅう)
です。
4月中旬?下旬?くらいから、朝晩と日中の気温差が激しいです(>_<)
そのせいで?かどうかは、分からないですが、「胃腸」を壊す人が多いです。
30代 女性 Aさん 主婦の方です。
5月1日ごろから、急に「腹部膨満感」があり、少しご飯を食べただけで「胃」がパンパンになっていたそうです。
30代 男性 Oさん 会社経営者です。
この方も連休くらいから、少し飲んで食べたら「胃」が張ってきた!
とおっしゃっていました。
この二人に共通することは
「少しの食事で、すぐに胃が張ってくる」
です。
そんなときに効果があるのが
「胃の六つ灸」
です。
胃の六つ灸とは「胃の反対側(背中側)」にお灸をします。
この時に使うツボが
膈兪(かくゆ)
肝兪(かんゆ)
脾兪(ひゆ)
の3つのツボです。
画像にするとこのような配置になります。
実際の場所は先ほど載せたAさんや、Oさんのような感じです。
なぜこの3つなのか?
と聞かれると…難しいですが(^^;
鍼灸の教科書などにも載っていますから、昔からある治療法なのでしょう♪
Aさん、Oさんともにこの胃の六つ灸をして、胃が楽になったと連絡を受けました(^^)
移転してからLINEができるようになったので、経過を聞けるのは嬉しいですね。
電話するほどのことじゃない…けど次回お越し頂いたときにはもうどうだったか忘れている…
そういうことはよくあるので(^^;
胃の六つ灸以外に効果のあるツボは
「中脘(ちゅうかん)」
です。
これはお腹の真ん中?胃の真上?にあります。
この場所にお灸をするのもいいですね(^^)
私はお灸が好きなので、色々な場所にお灸をします♪
その他に胃腸におススメなツボは
「足三里」ですね♪
足三里に関しては以前ブログに書いたことがあるので、まだご覧になっていない方はぜひそちらをご覧ください(^^)
足三里のブログ→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20210830115310/
今回は胃腸の調子が悪い時の「胃の六つ灸」を紹介しました♪
胃が悪いときはこの3つのツボ
膈兪(かくゆ) 肝兪(かんゆ) 脾兪(ひゆ)
を指で押しても痛いです(>_<)
お灸は難しくても、簡単なマッサージくらいならご夫婦などはお互いにやってもいいかもしれませんね♪
少し難しいですが、一応ツボの正確な位置を書いておきます。
膈兪(かくゆ) 第7,8胸椎の間から指二本分両外側にとる(肩甲骨の下端を結んだライン)
肝兪(かんゆ) 第9,10胸椎の間から指二本分両外側にとる
脾兪(ひゆ) 第11、12胸椎の間から指二本分両外側にとる
です(^^;
興味がある方は私がツボを取って、マジックなどでしるしを書いてもいいですよ♪
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐