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整形外科疾患シリーズ~肩こり・首こり~【今日のお題 keiトレーナールーム】

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整形外科疾患シリーズ~肩こり・首こり~【今日のお題 keiトレーナールーム】

整形外科疾患シリーズ~肩こり・首こり~【今日のお題 keiトレーナールーム】

2022/04/04

No97 整形外科疾患シリーズ~肩こり・首こり~

予報では昨日は雨でしたが、そんなに降らなくて桜はもちましたね♪

もう少し桜が楽しめそうです(^^)

 

さて、今日のお題

「肩こり・首こり」

ですが…今までに「来られている方の紹介」で肩こりは何度かブログに書いたことがあります。

しかし、肩こり・首こりのメカニズムを書いたことがなかったので、今回書いてみようと思います(^^)

ちなみに…

「肩こり・首こり」が「整形外科疾患」に分類するのか?どうか?

と考えると、違いますが…

最近は「整形外科疾患シリーズ」として色々書いているので、ブログ上はそこに分類することにしました(^^;

 

肩こり・首こり…

もはや経験したことが「ない」という方を探すほうが難しいくらい、多くの方が経験しています(>_<)

その「肩こり・首こり」ですが、いったいどうやってなるのか?

考えたことありますか?

「姿勢の問題」といえば、もちろんそうです。

しかしそれで終わってしまうと、メカニズムは?(・・?

になってしまうので、今回はそのあたりを書いていきます♪

 

ではそもそもなぜ「肩こり・首こり」が起きてしまうのか?

 

正常な状態の筋肉は、筋肉内にたまった老廃物・疲労物質が血液中の酸素によって分解されます♪

しかし仕事などで長時間同じ姿勢をとっていたり、緊張が続いたりすると筋肉は硬くなります。

その中(硬くなった筋肉)の血管が圧迫され、血液の循環が悪くなります。

そうなると、筋肉内に滞っている疲労物質などが効率的に分解されなくなります(>_<)

たまった疲労物質などが周辺の神経を刺激して、痛みを感じます。

簡単に書きましたが、これが肩こり・首コリのメカニズムです。

 

マッサージをする

鍼をする

お灸をする

電気をながす

すべて「硬くなった筋肉をほぐして」います。

その目的は「硬くなった筋肉を柔らかくして、血流をよくし、疲労物質などをなくしていく」です♪

 

どうでしょう?

ここまではなんとなく分かりますか?(・・?

 

では次に「硬くなってしまう原因」です。

その多くは

「姿勢」になります(>_<)

 

現代人の多くの方が「肩こり・首こり」になります。

それは

「デスクワークが増えた」から

「携帯(スマホ)を長時間使う」から

です(^^;

 

女性は肩こりの方が男性に比べて多いです。

それは

胸があるため、猫背になりやすい

家事(炊事など)のときに猫背の姿勢になりやすい

男性に比べて筋肉量が少ないので、もともと血流がよくない(筋肉が多いと、それだけで血流量があがります)

などが挙げられます。

 

たまに来られるAさん 30代 主婦の方です。

この方も慢性的に「肩こり・首こり」に悩まされています。

なにもしていないのに、朝起きたときに首がつっぱっていることがあるとか。

寝違いもよくされるそうです(>_<)

硬くなっている筋肉を「鍼」と「お灸」を使って柔らかくしています。

Aさんもそうですが、やはり「姿勢」の問題は大きいです(>_<)

デスクワークがメインの方は普段どのような姿勢でお仕事をされていますか?

この姿勢を見てください。

よくある姿勢ですが…

 

典型的な「ダメ」な姿勢です(>_<)

体に対して顔が全体的に「前」に出ています。

これでは「肩こり・首こり」になってしまいます(*_*;

 

「頭」は思っている以上に「重たい」です。

体重の10%ほどと言われていますし、体重が60kgの人なら約6kgになります。

それが通常であれば「体の上」に「頭」があるので、問題ありません。

重たい頭を体全体で支えているわけですから♪

 

しかしこの写真の姿勢

体の前に「頭」がきています。

重たい頭を「首」だけで支えているのです。

当然、首には相当なストレスがかかっています(>_<)

解剖学的にこれが「よい姿勢」になります。

「肩峰(けんぽう)」とよばれる肩の少し出ている骨の真上に「耳垂(耳たぶ)」がきていますよね?

皆さんもご家族でチェックしてみてください♪

真横から見たらすぐに分かりますよ(^^)

難しい場合は「セルフチェック」です。

 

壁に背を向けて「踵」「お尻」「背中」を壁にくっつけます。

この時にどれくらい後頭部が壁から離れているか?を測ります。

<軽度の場合>

頭が壁から離れるが、少し力をいれるとすぐに後頭部がつけられる

<中度の場合>

壁から頭が離れ、後頭部をつけようとすると背中が痛くなる

<重度の場合>

頭と肩甲骨が壁から離れ、壁に後頭部がつけられない

 

どうですか?(・・?

ちなみに私は「少し離れるが、力を入れるとすぐにくっつく」でした(^^)

 

首の骨(頸椎)は本来少しカーブを描いています。

これが姿勢の悪さで真っ直ぐになることを「ストレートネック」と呼びます。

この右のストレートネックの画像をみてください。

先ほどの悪い姿勢の時にそっくりですよね?

この写真です。

デスクワークがメインで主に1日中パソコン操作をする方は気をつけましょう(>_<)

どうですか?(・・?

みなさんはこの4つの画像なら、どれが普段の姿勢に近いですか?

 

姿勢が悪いのは分かっている…

けど、気が付けば悪い姿勢になってしまっている…(>_<)

という方は多いと思います。

 

それはもう「クセ」になっているので、なかなか改善するのが難しいことが多いです(@_@;)

そんなときは割り切って、月に1度でもいいので私のような治療院に通うことだと思います。

 

姿勢が改善できればそれにこしたことはありませんが、それが難しい場合は「他人に頼る」ことです♪

私のような治療院はそこらじゅうにありますから、探せばご自宅の周りにあると思いますよ(^^)

 

あとは「運動」ですね(^^;

以前ブログに書いたことがありますが、肩甲骨周辺の体操で「肩こり」が無くなったサラリーマンの方がいらっしゃいました♪

その時のブログです→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20210622120819/

 

 

長くなりましたが、「肩こり・首こり」のメカニズムについて書きました。

どうですか?

なんとなくでも構わないので、分かりましたか?(・・?

 

簡単にまとめると

・同じ姿勢が続き、筋肉が硬くなる

・硬くなった筋肉は血管を圧迫するので、血流が悪くなる

・血流が悪くなると、疲労物質などがたまってしまう

・たまった疲労物質などが周りの神経を刺激して、「痛み=肩こり・首こり」が発生する

 

改善するには

・姿勢を改善する

・運動(体操)をする

・割り切って治療院に通う

です♪

 

現代病といわれている「肩こり・首こり」です。

上手く付き合っていきましょう(^^ゞ

ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)

keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川 敬祐

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