打撲を放置すると…(>_<)【今日のお題 keiトレーナールーム】
2023/10/26
No260 打撲を放置すると…(>_<)
10月も下旬にさしかかり、朝晩は冷えますが日中は心地良い気候ですね♪
今日は25度くらいまで気温が上がるとか?
そこまで暑くもなく、寒くのなく…
本当に気持ちがいいです(^^)
キンモクセイの香りもいいですね♪
「秋」を感じさせてくれますm(_ _)m
さて今日のお題ですが
「打撲を放置すると…」
です。
打撲は球技のスポーツによくみられる怪我の一種です。
サッカー、バスケット、ラグビー、ハンドボール、アメリカンフットボールなどなど…
空手などの武道でもみられますね。
打撲に関しては以前ブログに書いたので、詳しくはそちらをご覧ください。
打撲のブログ→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20230418105344/
M君 男子高校生 サッカーをしてます。
彼は私がトレーナー活動している両洋高校のサッカー部に所属しています。
彼が太ももに打撲を受傷したのは10月4日です。
その日は水曜日だったので、私は練習に行けていませんでした。
練習に太ももに膝が入り、受傷します。
サッカーではよくある怪我です。
打撲は痛いけど、しっかりと伸ばさないといけない(太ももなら、膝を曲げる)
しかしM君は痛みから、それをせずに(忘れていて)翌日、自宅近くの整骨院に行きます。
そこでなんと
「動かさず、安静にしましょう」
と言われたそうです(+_+)
10月7日(土)に試合会場で会いました。
「長谷川さん、膝が曲がらないです」
と相談してきました。
「そらそーやろ。痛くても曲げないと筋肉が固まってしまって動かなくなぞ」
その時は選手権の試合の日で、ゆっくり診れませんでした。
「ゆっくりでもいいから、しゃがんで膝を曲げろ」
と言いました。
が…
初期対応がまずかったです(>_<)
すでの固まってしまい、カチコチに固まってしまっていました。
その整骨院は打撲の初期対応も知らないのか?
私は同業者として恥ずかしくなりました。
と同時に、通ってもらって保険料を請求して、金儲けをしたいのか?
とさえ思ってしました。
よほどの打撲でない限り、3日~7日くらいで普通は治ります。
しかしM君の場合はすでに筋肉が固まってしまったので、手遅れでした(@_@;)
彼は京都市動物園の近くに住んでいますが、先日私の治療院に来てくれました。
治療前です。
ほぼ90度です。
嘘だろ?
と思われるかもしれませんが、本当です(>_<)
膝を曲げる運動療法(自転車)、マッサージ、鍼、お灸、ストレッチなどなど…
色々を施術しました。
施術後です。
ほんの少し間がりました。
およそ100度~110度くらいでしょうか?
その日はこれが限界でした(>_<)
ここまで固まってしまうと、治るのに1か月~1か月半ほどかかります(+_+)
彼は早くで11月中旬~下旬復帰になりそうです。
打撲に限らずどんな怪我でも初期対応を間違えば、復帰に時間がかかります(>_<)
適切な初期対応が必須なんですね。
捻挫でも同じです。
しっかりとアイシングをし、圧迫もします。
RICE処置ですね。
RICE処置に関してはこちらのブログをご覧ください。
応急処置のブログ→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20210601110329/
応急処置、初期対応がどれだけ大事か…
チームに関わっているトレーナーとして周知できていなかったことは私の責任ですが…
伝えていても忘れられていては…難しいですね(+_+)
皆さんはご自分やご家族、お子さんがスポーツなどで打撲をしたときは必ず「冷やして」「伸ばして」ください。
そうすれば早く治ります(^^)
夏と冬の期間が長くなり、春と秋が短くなっている!
と昨今言われます。
今の心地よい気候を楽しみたいですね♪
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬佑