10年に渡る腰痛(>_<) 【今日のお題 keiトレーナールーム】
2023/07/18
No243 10年に渡る腰痛(>_<)
この3連休は本当に暑かったですね。
各地で熱中症による搬送が相次いだようです。
京都では昨日(7月17日)に祇園祭の山鉾巡行が行われました。
当時の気温は公式記録で37,7度です。
太陽の下では40度近くになっていたのではないでしょうか(>_<)
京都の夏の暑さは独特です。
祇園祭を見に来た観光客の方はこの独特の暑さに慣れていないので、きつかったと思います。
今日あたりに梅雨明けするのでは?
と言われていましたが、どうやらまだのようですね。
いつになったら梅雨明けするのか…(^^;
さて今日は
「10年に渡る腰痛」
です。
Tさん 70代 男性
Tさんは10年に渡る腰痛の持ち主です。
10年前の痛くなったきっかけはわからない…
でした。
ご自身で色々と調べられたようです。
腰痛に関しての知識はすごかったです(^^)
1か月前くらいに病院にいき、レントゲンなどの検査を受けられました。
結果はヘルニアや脊柱管狭窄症などではなく、加齢からくる腰痛だと。
痛み止めの薬を処方されて終わったようです。
私からすると先に病院に行ってくれていたことが良かったです。
最初の問診で色々をお話を聞きました。
話を聞く段階ではヘルニアや脊柱管狭窄症の疑いがありました。
もし先に病院に行っていなかったら、私は
「ヘルニアや脊柱管狭窄症の疑いがあるので、一度病院で検査されてはいかがですか?」
と答えています。
しかし今回の場合は先に病院での診断があったので、その辺りは心配しなかったですね。
Tさんの場合は腰椎がフラットになっており、そこからくる腰痛でした。
脊柱は本来「生理的湾曲」といって、横から見ると「S字」のカーブを描いています。
横から見ると、脊柱はこのような形になっています。
これは人間に備わっている重力などから体を守るための機能です。
頸椎(首)と腰椎(腰)は前に少し出ています。
逆に胸椎(背中)は後ろに少し出ています。
これにより重力などから身を守っています♪
ところがなにかしらの影響でこの生理的湾曲が無くなっている人がいます。
腰椎の湾曲が無くなっている場合はまだ名前はありませんが…
頸椎の湾曲が無くなっている場合は皆さん一度は耳にしたことがあると思います。
「ストレートネック」
です。
別名「スマホ首」とも呼ばれていますね。
これにより重たい頭を体全体で支えなくてはいけないのに、頸椎がストレートになっているせいで「頸椎」のみで支えることになります。
当然その負担は「首」や「肩」にでてしまい、これが「首こり」「肩こり」「頭痛」の原因になります。
腰椎も同じです。
今回のTさんのような方は決して珍しくなりません。
今まで何人も診てきました(^^ゞ
10代後半くらいまでなら治療や体操などで元に戻ることはありますが…
Tさんは70代です。
正直、今から元に戻すのは難しいでしょう(>_<)
こういったときは定期的に体にかかっている負担を治療することが大切です。
個人差がありますが、2週間の方もいらっしゃったら1か月の方もいらっしゃいます。
定期的に治療することで体の負担を減らしてあげるのです♪
なぜ腰椎がフラットになったのか(・・?
こればっかりはわかりません(>_<)
日ごろの体の使い方による…
としか言えないですね。
体に不調があったり、痛みがあると日常生活がおっくうになります(>_<)
そういったことを取り除くのも私たちの仕事だと思っています(^^)
7月も中旬を過ぎました。
子供たちはこれから夏休みに入るでしょうね♪
熱中症に気を付けて、おもいっきり遊んでほしいと思います(*^^)v
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬佑