東洋医学~「正月太り解消のツボ」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2023/01/13
No197 東洋医学~「正月太り解消のツボ」~
今朝はそこまで寒くなかったと思います♪
今日の夕方~夜、そして明日は雨予報ですからね。
そして週末は季節外れの気温みたいです。
なんでも3月下旬くらいの気温だとか?
暖かくなるのはうれしいですが、寒暖の差が激しいのは体に堪えます(>_<)
さて今日のお題は
「正月太り解消のツボ」
です。
久しぶりの東洋医学ネタです(笑)
クリスマス~年末年始の間に太りましたか??
私は仮に太ってもここまでにしたい!
というラインを決めていました(^^;
お風呂上りに毎日体重計に乗っていますが…
今年は太りませんでしたね(^O^)
いっぱい食べたときなどは1~2kgほど増えた時もありましたが、数日たてば元の体重に戻っています♪
毎年、年末年始は2kgくらい太るのですが…
今年はなんとか持ちました(笑)
しかし毎年の私のように太った!
という方もいらっしゃるかもしれません(>_<)
そんな方におススメのツボを紹介します♪
まずは
「陰陵泉(いんりょうせん)」
です。
このツボは
「足の太陰脾経」
という経絡に属しています。
場所は膝の内側にあります。
このツボは
「排尿のツボ」
として有名です。
暴飲暴食などをすると、多くの場合「むくみ」ます。
これは
塩分の多い食事をとる(ほとんどの日本人は日ごろから塩分過多なので)
↓
体内の塩分が多い
↓
体内の塩分濃度を薄めようと、のどが渇き、水分をとる
↓
体内の水分量が増える
↓
結果、体がむくむ
という流れになります。
前回のブログで体内から水分を排出する方法は
・発汗
・排尿
・排便
の3つがあると書きました。
このなかで最も多く水分があるのは
排尿
です。
(夏の暑い時期やサウナに行くと発汗のほうが多く排出されますが…)
体内の水分を排出するときは
陰陵泉
にお灸などをして刺激を加えます。
そうするとトイレに行く回数が増えます♪
以前お越しになられていた、人工透析をされている80代の女性がいました。
その方は人工透析の関係でなかなか尿が出ない…
と困っていました。
その方に陰陵泉へお灸をすると、治療したその日から2~3日はトイレに行く回数が増えた!
とおっしゃっていました♪
女性は男性に比べて「むくみやすい」です。
それは筋力などの関係もあります。
夕方になると、靴下のあとがくっきり残る…
なんて方は多いかもしれません(>_<)
そんな方にも陰陵泉はおススメです(^^)
続いて…
よく食べるとお腹が張って苦しい(>_<)
ということもあります。
そしてその場合はガス(おなら)が腸内に溜まっていることが多いです(^^;
そんなときは
陽陵泉(ようりょうせん)
がおススメです♪
陽陵泉は
「足の少陽胆経」
という経絡に属しています。
「胆」と「肝」は表裏の関係にあり、とても密接に関係しています。
これは東洋医学がわかっていないと理解できないと思います(>_<)
説明するとながーーーくなるので、
「肝と胆は密接に関係している」
とだけ覚えておいてください(^^;
ちなみに日本語には
「肝胆相照らす」
という言葉があります。
意味は
「親密な」
です。
これの語源は東洋医学の「肝」と「胆」の関係からきている
とされています♪(所説ありますが…)
話しが違う方向へいきましたm(_ _)m
この陽陵泉は膝の外側にあります。
膝のお皿の下、外側に
「ポコ」
っとした骨があります。
その場所を
「腓骨頭(ひこつとう)
といいます。
そのすぐ下に
「陽陵泉」
があります。
このツボを刺激すると、体の気の巡りがよくなります。
「肝」は気を巡らせる・調節する効果があるので…
その影響で、消化管などが
「蠕動運動(ぜんどう うんどう)」
を起こします。
つまり、よく腸が動く!
ということです♪
その結果、
・ガスが体外に出る(おならがでる)
・便通がよくなる
ということになります(^^)
陰陵泉(いんりょうせん)
陽陵泉(ようりょうせん)
ともに
「陰陽」
という漢字が使われています。
膝の内側にあるのが
「陰陵泉」
膝の外側にあるのが
「陽陵泉」
です。
体の内は=陰
体の外は=陽
と覚えてもらえた♪
と思います(^^)
今回は
「正月太り解消のツボ」
として陰陵泉・陽陵泉を紹介しました♪
しかしこれらのツボは「正月太りのためだけのツボ」ではありません!
私も東洋医学的なアプローチをするときには多用するツボです(^^)
日ごろからこれらのツボに少し刺激を与えてあげると、それぞれの効果が出やすいと思います♪
ぜひ試してください(^^)
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬佑