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東洋医学~「腎について」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】

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東洋医学~「腎について」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】

東洋医学~「腎について」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】

2022/11/09

No178 東洋医学~「腎について」~

先日ブログで網野に行きました。

と書きました。

土曜日の早朝に高速で行きましたが、網野に行くには亀岡を通ります。

この時期の「霧」はすごいですね!!

よく亀岡に「濃霧注意報」が出ていますが、納得しました(^^;

本当に雲の中を走っているようでした…

 

 

さて今日のお題は

「腎について」

です。

久しぶりの東洋医学ですね(笑)

 

東洋医学の臓腑論は、西洋医学とは違うところが多いので、難しく感じてしまいます(>_<)

そこを分かりやすく書いていくつもりですが…

分からなかったら、いつでも直接聞いてくださいm(__)m

 

西洋医学の腎臓は

「体内の老廃物や塩分などを尿として排出する」

いう役割があります。

まだ他にもありますが、大きくはこの役割です。

 

一方、東洋医学の腎は…

これだけあります(>_<)

私が学生時代に勉強していたプリントなので、少し見にくいと思いますがm(__)m

 

色々あるなかで、分かりやすいのもだけを抜粋して書いていきます♪

 

腎は

「先天の精を蔵する」

とあります。

人間は生きていくなかで、必ず「エネルギー」が必要になります。

 

このエネルギーには

「先天の精」

「後天の精」

があります。

 

後天の精とは別名「水穀の精微(すいこくのせいび)」と呼ばれ、口から入る「食べ物」のことです。

現代の医学、栄養学でも当たり前ですよね?

 

人間は雑食の生き物なので、あらゆるものを食べて、それがエネルギー源となり、生きています。

東洋医学では後天の精=水穀の精微は「脾・胃」に入り、消化され、全身に回る。

とされています。

今日は「腎」なので、「脾・胃」については書かないでおきますね。

 

後天の精は口から入る食べもの

です。

では先天の精とはなにか(・・?

 

先天の精とは

「両親から受け継いだエネルギー」

です。

このあたりが東洋医学っぽいですよね(笑)

もちろんこんなことは現代医学で証明されているわけではありません(^^;

 

あくまで「東洋医学の考え方」です。

 

人間は誰しもが必ず「両親」が存在します。

その両親から受け継いだもの=現代風に書けば「DNA」「遺伝子」に近いかもしれませんね。

 

これを蓄えておく臓腑が

「腎」

なのです。

 

後天の精は日々、得ることができます。

食事から得れますからね♪

 

しかし先天の精は「両親から受け継いだもの」なので、減ることはあっても、増えることはありえません(>_<)

つまり日々生きていくなかで、毎日少しずつ「減っていく」ものです。

 

そしてこの先天の精は

「成長と老化」

に関係しています。

 

「赤ちゃん」

「老人」

を比べると分かりやすいと思います♪

 

下の図を見てください。

これも私の学生時代のプリントなので、見にくいですが…m(__)m

この表は分かりやすくなっています。

 

この中から少し抜粋すると

 

赤ちゃんは歯が生えていない

老人は歯が抜ける

 

赤ちゃんは腰が伸びていない

老人は腰が曲がる

 

赤ちゃんは夜にオムツ(おねしょ)をする

老人は夜間に頻尿になる(人によってはオムツをする)

 

などなど…があります。

 

老人(高齢者)になると

「耳鳴り」

になる方が多いです。

 

耳鳴りの原因は現代医学でも分かっていません(>_<)

一時的な耳鳴りは多くの人が経験があると思います。

これは一時的なものなので、すぐに治まります。

一時的な耳鳴りの特徴としては

「キーン」

という高音です。

高音の場合はある程度原因も分かっていますし、一時的ではなく頻度が多い場合でも治ることが多いです(^^)

 

問題は

「ブーン」

という低音の場合です

ブーン以外にも「ジジジジ」と聞こえるという方もいらっしゃいます。

 

これの原因が分からないのです(>_<)

 

この低音はほぼ100%、高齢者の方に多いです。

若い方で「低音の耳鳴り」の方はなかなかいないでしょう。

 

多くの高齢者がこの低音の耳鳴りで困っています(>_<)

私が修行していた渡辺接骨院の院長もこの低音の耳鳴りに悩まされていたうちの一人です。

同じような音が出せる機械で、その音を聞いたことがありますが…

あの音が24時間聞こえているとなると…

相当きついと思います(@_@;)

 

また高齢者になると、「耳が聞こえにくくなる」方も多いです。

俗にいう「耳が遠くなる」というやつです。

補聴器をつけている高齢者の方は多いです。

 

これら全て

「先天の精が枯渇してきているから」

と考えるのが東洋医学です。

 

後天の精はいくらでも補充できますが、先天の精だけは両親から受け継いだものなので、補充することができません(>_<)

 

つまり

「低音の耳鳴り」

「耳が聞こえにくくなる」

は治せない!

ということになりますm(__)m

 

このように先天の精を蔵している臓腑が

なのです。

 

その他にも色々な役割がありますが、全てを説明すると、とんでもなく長くなるので…(*_*;

 

詳しくは最初に載せたこの写真を見てください(^^;

今日は東洋医学の「腎」についてでした。

東洋医学の考え方で「腎」は大切です。

腎の役割が多いので(^^;

 

難しかったかな?

とは思いますm(__)m

 

東洋医学は面白い学問ですが、深く知れば知るほど「????」と思うことがよくあります(^^;

なんとなくでいいので、分かってもらえたら…と思います(^^)

 

ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)

keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐

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