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東洋医学~「気・血・水(津液)」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】

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東洋医学~「気・血・水(津液)」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】

東洋医学~「気・血・水(津液)」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】

2022/09/12

No159 東洋医学~「気・血・水(津液)」~

この土日は夏に逆戻りのような気候でしたね(^^;

昨日は朝9時から試合だったので、7時30分に会場に行きました。

その時間はまだ大丈夫でしたが…アップが始まった8時くらいにはもう汗が止まりませんでした(^^;

今週は残暑が厳しいようです♪

 

 

さて今日のお題は

「気・血・水(津液)」

です。

これの読み方は

気…き

血…けつ

水…すい

です。

津液は「しんえき」と読みます。

これらは東洋医学の考え方で、体を構成している物質のことです♪

ちなみに「気」については以前ブログに書いたことがあるので、そちらをご覧ください(^^)

気のブログ→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20210715121215/

 

東洋医学シリーズとして色々書いてきました。

できるだけ分かりやすく、難しいことは省いてきました(^^ゞ

しかしこれからも東洋医学のことを書こうと思うと、どうしても専門的なことが出てきます(>_<)

それらを説明しないと、これから先を書いても「なんのこっちゃ??」となってしまうからです(^^;

 

もし分からなければ、直接聞いてくださいね♪

「気」については上記した過去のブログを読んでください。

 

「血」です。

「ち」と呼んでしまいそうになりますが、ここでは「けつ」です(^^;

 

血は身体に流れる液体のことです。

皆さんが思い浮かべている、西洋医学の「血」と同じです。

 

ただ少し違うのは

西洋医学の血は骨髄からできています。

 

東洋医学の血は「脾胃(ひい)=消化器系」からもたらされる

「水穀の精微(すいこくのせいび)」

から作られます。

水穀の精微とは食物からの栄養です。

 

血は五臓六腑の肝・心・脾との関係が深いです♪

心はその拍動によって、血脈(血管)を通じて全身に血を送ります。

肝は血を蔵すといって、血を貯蔵します。

脾は水穀の精微から血を生成しています。

 

もうすでに難しいですよね(^^;

五臓六腑に関しては、今後1つ1つ書いていく予定です。

その説明をするのに、今回の気・血・水はどうしても外せなかったので…

 

同じ鍼灸師でも「東洋医学」は嫌い!

と言う人は一定数います。

同級生にもいましたから(^^;

 

彼らが東洋医学を嫌いになる一番の原因はこれら「気・血・水」や五臓六腑が、西洋医学と考え方が全く異なるからです(>_<)

そしてこれらは入学して、最初の前期で習うことです。

最初につまずくと、あとは「ちんぷんかんぷん」になってしまい、余計に嫌いになるのです(^^;

 

国家試験には必ず出題されますし、鍼灸師になる以上避けては通れない学問なのですが…

国家試験対策のみで、合格したら実践で使うことはないでしょうね。

 

 

続きです。

最後の「水」です。

これも「みず」と呼びたくなりますが、ここでは「すい」です(^^;

 

水は体のなかにある「水分」のことです。

西洋医学では身体の70%が水分です。

といっていますが、それと同じだと思ってください♪

 

そして「水」と言っていますが、正しくは「津液(しんえき)」です。

色々調べると、津液ではなく「水」として書いていることが圧倒的に多かったです。

まぁ津液よりは水のほうが馴染みがありますし、同じ意味なので(^^ゞ

 

血と同じように水穀の精微から作られます。

五臓六腑では「肺・脾・腎」と関係があります♪

水は臓腑や関節、皮膚などを潤わせています。

これらを調整しているのが「腎」です。

 

身体から水分を一番出すものは小便です。

その機能を果たしているのが「腎」です。

五行論では、

木・肝

火・心

土・脾

金・肺

水・腎

のように、水は腎と関係があります(^^)

 

 

そしてこれら3つ「気・血・水」が不足、もしくはありすぎると、身体に悪影響を及ぼします。

それらをまとめると

これらを1つ1つ説明できますが、それをすると…

余計に分からなくなると思うので(^^;

この図をみて、「ふーーん」くらいに思っててください。

 

この図にあるものは西洋医学では診断できないのではないでしょうか(・・?

内科的なものは専門外なので、よくわからないですが…

「気滞(きたい)」などは、体を巡っている「気」が体のどこかで停滞し、うまく流れていない状態です。

こうなると、人はイライラしたり、倦怠感を覚えたり、頭が重たくなったりします。

赤ちゃんの夜泣きや、なかなか泣き止まないときなどは、ほとんどはこの「気滞」が原因です(^^;

 

 

 

いかがでしたか?(・・?

なんとなくでいいので、分かったでしょうか??

東洋医学は難しい(>_<)

わからない(@_@;)

となっているかもしれませんね(^^;

 

 

これらは専門家が分かっていればそれで十分なので、皆さんは「東洋医学ってこんなんなんだ」と思ってもらえた♪

と思います(^^)

不思議な学問ですが、数千年の歴史がある学問・医学です。

 

 

今後は五臓六腑などについて東洋医学シリーズを書いていきます♪

少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです(*^^*)

ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)

keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐

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