テーピングの種類 【今日のお題 keiトレーナールーム】
2022/05/23
No118 テーピングの種類
今日もいい天気ですね♪
昨夜はゲリラ豪雨?並の雨が降ってビックリしました。
さぁそろそろ寝ようかな?
と22時くらいに携帯を見ると
「向日市に雨雲が近づいています」
という通知がきていました。
「へ~、今日はあんなにいい天気だったのに、雨降るんや」
と雨雲レーダーを見たら、ビックリ!!
「真っ赤な雨雲がこちらに向かってきて」います!
これから夏になると、ああいうゲリラ豪雨のような雨が増えるのでしょね(>_<)
さて、今日のお題
「テーピングの種類」
ですが、皆さんはテーピングの種類はどれくらいあると思いますか(・・?
私も全てのサイズ、種類を持っているわけではありませんが、大きくわけると
「5種類」
になります。
私が持っているテーピングたちです♪
種類でいうと
・非伸縮テープ(ホワイトテープ)
・伸縮テープ(ハードタイプ)
・伸縮テープ(ソフトタイプ)
・キネシオテーピング
・アンダーラップ
の5種類です。
それぞれ解説していきます(^o^)
まずアンダーラップです。
これは「粘着」がありません。
スポンジのような生地で、固定力はありません。
ではどんな役割があるのか?
それは
「体毛(主に男性)を守るため」
「皮膚が弱い(主に女性)から守るため」
です。
テーピングを巻いたことがある方は分かるかもしれませんが、巻いてしばらくすると、かなり「くっつき」ます(>_<)
巻いてすぐは大丈夫ですが、時間がたち、汗をかくと
「皮膚にピタッ」とくっついています。
これをはがす時に男性ならすね毛などがめちゃくちゃ痛いのです(>_<)
皮膚の弱い女性などでは
「せーの!」
で一気にはがすと「皮膚がベロン」とはがれることもありますΣ(゚Д゚)
私は2回ほど、見たことがあります(>_<)
皮膚を保護するためのもの、それが
「アンダーラップ」
です。
そして次に挙げるテーピングは皆さんが想像するテーピングではないでしょうか?
左から「13mm」「19mm」「25mm」「38mm」
これは種類別なら
「非伸縮テーピング」
になります。
厳密には50mmもありますが、私は使わないので持っていません。
よく
「ホワイトテーピング」
と呼ばれます。
これらは伸縮性がないので、「固定力」が優れています。
足首や手首、突き指など「捻挫」したときによく使います。
足首にはこんな感じで巻きます♪
(写真は私が桃山学院大学でトレーナーをしていた時のものです)
次は
「伸縮テーピング(ハードタイプ)」
です。
これはホワイトテーピングを巻いたうえで、もうちょっと固定力をあげたいときや、膝関節、肩関節などに使います。
先ほどのホワイトテーピングは「手で切れます」が、このハード伸縮テープは「はさみ」が必要です。
「手」では絶対に切れません!
ホワイトテーピングに比べると固定力は落ちます。
膝・肘・肩関節など時に使います。
これも桃山学院大学の時の写真です。
運よく残っていました(^^;
これは肩の脱臼後のテーピングを巻いているところです。
そしてホワイトテーピング、ハード伸縮を巻いてから最後に巻くのが
「ソフト伸縮テーピング」です。
このテーピングは非常に柔らかく、手で簡単に切れます。
固定力は多少あるものの、ほとんどありません。
このテーピングは、ホワイトテーピングやハード伸縮テーピングを巻いたあとに、それらがはがれないよう巻くテーピングになります。
専門的に「ラッピングする」と言ったりします。
このテーピングは巻くトレーナーと、巻かないトレーナーがいます。
実際教科書などには
「最後ラッピングする」
などは記載されていません。
私の今までの経験からラッピングがあるのと、ないのとでは固定力・はがれにくさが全然違いました!
なので私は好んで良く使います(^^)
最後にこのテーピングです。
キネシオテーピングです。
これの本来の目的は
「筋肉の走行状に張り、筋肉の動きをサポートする」
というものがあります。
例えばよく「ふくらはぎがつる!」という選手には試合前に巻くと、つりにくくなります。
これが本来の使いかたですが、固定力も少しはあります。
固定力で表すなら
ホワイトテーピング>ハード伸縮>キネシオテーピング>ソフト伸縮
ですね。
キネシオテーピングもはさみが必要で、手では絶対に切れません。
足首や手首、肘や肩など軽く固定・保護するのに向いています。
スポーツをするのには固定力がなさすぎですが、日常生活ならキネシオテーピングでOKということが多いです。
日常生活で運動するほどの固定は必要ありませんから(^^;
そして最後に…
よく間違われますが、テーピングは基本「固定」です。
もちろんそこには
どれくらい固定するのか?
ケガの状態は?
運動強度は?
痛めている部位は?
などの条件はあります。
「巻くと痛みが無くなる!」
と思っている方がいます(>_<)
これは間違いです!
「固定」なので、これ以上動かしたら痛くなる…
その手前でストップがかかるように「固定」する。
これが本来のテーピングの目的です。
テーピングは「薬」ではないので、巻いても痛みは取れません(^^;
少し長くなりました。
今日は
「テーピングの種類」
の紹介でした♪
トレーナーは色々なテーピングを駆使して、巻きます(^^)
テーピングについてご質問がある方はいつでもご連絡くださいm(__)m
では次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐