ぎっくり腰は手のツボで治す(・・?【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2022/02/04
No82 ぎっくり腰は手のツボで治す(・・?
30代 男性 Oさん 会社経営者です。
今日の午前に車の中で助手席に荷物を置いていて、ふり向いて運転しようとしたときに「ギクッ」とやりました(>_<)
「ぎっくり腰」です(+_+)
実はぎっくり腰は正式名称ではなく、「急性腰痛症」や「腰部捻挫」と呼ばれたりします。(ヨーロッパでは古くは魔女の一撃と呼ばれたり)
私はまだ経験はありませんが、日本人の5人に1人はぎっくり腰の経験があるとか…(*_*;
これだけの数の治療院がありますから、アプローチの仕方も様々あります。
ぎっくり腰に関しては修行していた渡辺接骨院でイヤというほど診てきました(^^;
もちろん自分で開業してからも年間に3~4人くらいですが、診ています。
ぎっくり腰は大きく2種類に分けることができます。
「筋肉系」と「関節系」です。
腰の骨(腰椎)は5個あり、縦に並んでいます。
その5個がずれたりしないように回りは靱帯や筋肉で補強されています。
しかし「くしゃみをしたとき」「下の荷物を取ろうとかがんだとき」などきっかけは様々ですが、
「ピキッ」や「ギクッ」となる瞬間が必ずあります。
この時に腰椎が少しずれそうになります。
身体が瞬時に働き、ずれそうな関節を筋肉が固くなり、関節を保護します。
これが「筋肉系」のぎっくり腰です。
一方、筋肉が瞬時に固まるのが間に合わなくて、関節を保護することができず、関節を痛めることがあります。
これが「関節系」のぎっくり腰です。
どちらにほうがキツイかといえば「関節系」になります(+_+)
このぎっくり腰は皆様が思い浮かべるような「やっちゃった瞬間から一歩も動けない」「歩くことができない」状態になります(>_<)
筋肉系のほうは痛いけれど、歩くなどの日常生活は送れます。
そしてぎっくり腰の治療として私がよく使うのが
「腰腿点(ようたいてん)」もしくは「腰痛点」というツボがあります。
場所はなんと「手の甲」にありますΣ(゚Д゚)
今回のOさんも手の甲に鍼をしました!
Oさんは大の鍼嫌いなのですが、早く治るためには仕方がない…と了承してくれました(^^;
この場所に鍼をして、少し歩いたり、立ったり座ったり…と軽く運動してもらいます(運動鍼という技法です)
これをすると「痛み」が取れます。
これに関しては関節系のほうが効力を発揮すると思います。
数えたことはありまっせんが、50~60人くらいの方を治療してきました。
関節系のぎっくり腰の方はこの「腰腿点」へ鍼をすると、歩けなかった方が歩けるようになったりなど…
何人も診てきましたし、目の当たりにしてきました♪
筋肉系のほうは関節系に比べると、そこまでの効果がないように思えますが…
効果はあります(^^)
この腰腿点は「特効穴」と呼ばれる、急性腰痛専門のツボになります♪
そしてよく「ぎっくり腰は癖になる!」と言われます。
それはなぜなのか?(・・?
これを書くと長くなるので、次回にします(^^;
次回は「ぎっくり腰はなぜ癖になるのか?」を書いていきます♪
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐