足関節のリハビリ【今日のお題 keiトレーナー】
2021/05/27
No21 足関節捻挫のリハビリ~スポーツ復帰に向けて~
今日は朝からずーーっと雨ですね(>_<)
梅雨なので仕方ないですが、雨粒の大きさが梅雨ではなく「夏の雨」のようです(^^;
前回のブログでは「足関節捻挫に対する鍼灸のアプローチ」を書きました。
今日はそのあと、捻挫に限らずケガをしたあとの復帰に必ず必要な「リハビリ」について書いていきます♪
リハビリは大きく2つに分けられます。
メディカルリハビリテーション
と
アスレティックリハビリテーション
です。
簡単に説明すると
メディカルリハビリテーションはケガをしてから日常生活に戻るためのリハビリテーション
アスレティックリハビリテーションはスポーツ復帰するためのリハビリテーション
です(^^)
ここは分かりやすく例を挙げたいと思います。
年齢:高校1年生(15歳)
患部:右足関節捻挫
競技:バスケットボール
現在の状況:メディカルリハビリテーションは終わっている
メディカルリハビリテーションは終わっているので、歩行は可能。階段などもOKだとします。
考えたたとしては「バスケットボールをするにはどの運動が出来たらいいのか?」です。
皆さんも1度考えてみてください♪
バスケットボールをするにはどんな運動(動き)ができたらいいのか?
↓
答えは
走る(ジョギング・ダッシュを含む)
ジャンプ→着地動作
前後左右への切り返し
大きくはこの3つです。
逆に考えるとこの3つをクリアできたら復帰できます。
ではどうするのか?
歩行は可能なので、今度は足を一歩踏み出すリハビリをします。
メニュー名でいうなら
スクワットはOK(歩行は可能なので)
次にランジなどの踏み出す系のスクワット
もしくはジャンプスクワットなどのジャンプ動作を伴うもの。
同時並行でラダーなどのステップ系、サイドステップなど切り返しの入るものを進めていく。
こうやってリハビリ強度を上げていき、バスケの動きに近いものを取り入れていきます。
そして最終的には部分合流で簡単なシューズ練習やスリーメンなどのディフェンスがいない練習から合流します♪
そして3対3など実実戦形式の練習にはいり、完全合流となります(^^)
なんとなくイメージはわきますか?(^^;
アスレティックリハビリはスポーツの動きを細分化し、その強度の低い順におこなっていくのも
です(^^)v
これはあくまで一例で、本当はメディカルリハビリテーションとアスレティックリハビリテーションは平行しておこなうことが多いです(大ケガを除く)
こういった例を挙げてリハビリメニューを考えることは学生時代にイヤというほどやってきました(^^;
今回は分かりやすく年齢・患部・競技の3つだけの情報でやりましたが、トレーナー目指す学生がするとしたら
高校1年生
競技はバスケットボール
右足関節捻挫2度損傷(前距腓靱帯・踵腓靱帯損傷)
練習中にシュート打った着地の際に、相手選手の足を踏んで受傷。
受傷直後にRICE処置。病院にいき、「2度損傷の診断」
受傷後10日の現在は歩行可能、階段などの日常生活はOK。
ここから復帰までのアスレティックリハビリテーションのメニュー組め
みたいな感じです(^^;
最後は少し難しくなりましたが、どんなケガでもリハビリテーションは必要です(よっぽどの軽度は別ですが…)
スポーツ復帰に向けてリハビリが必要だが、その中身が分からない…
という方は一度ご相談ください♪
ご自宅で可能な範囲でしたら、無料健康相談でお聞きします(^^)
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^o^)
keiトレーナルーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐
ちなみにこの写真はリハビリ初期(メディカルリハビリテーション)でおこなう
チューブを使ったトレーニング
です(^^)
これで足の外側にある「腓骨筋」を鍛えます♪