足関節捻挫に対するスポーツ鍼灸(^^)【今日のお題 keiトレーナルーム】
2021/05/25
No20 足関節捻挫に対するスポーツ鍼灸(^^)
先週は雨が多かったですが、今日と明日は晴れて梅雨の中休みですね♪
やはり晴れていると気持ちがいいものです(^^)
さて、今日のお題
「足関節捻挫に対するスポーツ鍼灸」
ですが、皆さまは捻挫をするとどうしますか?
普通は整形外科に行って
診察→レントゲン検査→固定or湿布などの処方
でしょうか?
いたって普通の処置です。なんの問題もありません。
しかし、これはあくまでスポーツをしていない一般の方に対する処方です(ここでのスポーツをしている人とは学生だけではなく、社会人の方も含みます)
スポーツをしている方にとっては最初の処置がものすごく重要です!!
最初は氷でとにかく冷やすことが重要ですが、仮にギプス固定になってしまうと氷では冷やせません(>_<)
骨折をしているなら仕方がないですが、捻挫ならばアイシング・圧迫で最初の腫れは抑えることができます!
俗にいわれる
「RICE処置」
といわれるものです。
今はそこに「P」がはいり「PRICE」や「PO」が入り「PORICE」といったりします。
これに関しては後日のブログで詳しく書きます♪
固定が悪いわけではなく、冷やせないことがダメなのです(>_<)
テーピングなどならばギプスより薄いので、上から冷やしても効果はありますし、冷やすときだけ外してもう一回巻くことができます。
すこし飛びますが、では捻挫に鍼灸がどのように回復につながるのでしょうか?
これらは足関節の外側と内側の解剖画像です。
捻挫はその構造上、外側の靱帯を痛めやすいです。
まず腫れている患部周辺に鍼をすると
「患部周辺の血流がよくなり、痛みの因子や疲労物質が流れやすく」なります。
これで回復を早めます。
次に最初はどの程度の捻挫でも「安静」にします。
この安静の期間に患部周辺は動かさないので、関節が固くなります。
その固まった関節の動きを良くするために鍼を使います。
これをするとしないでは復帰の時間が変わってきます(^^;
そして復帰に向けては必ずではありませんが、キツイ捻挫ほど「リハビリ」が必要です。
このリハビリに関してはまた後日書きますが、そのリハビリでは必ず周辺筋肉(足関節の捻挫ならば下半身)に負担をかけます。
この負担を取り除くのにも鍼灸は有効です(^^)
スポーツ現場(Jリーグやプロ野球など)のトレーナーが鍼灸の資格を持っているのは上記したようなことにも鍼灸は有効だからです♪
これ以上書くとながーーくなってしまうので、リハビリに関してやRICE処置については後日書きます♪
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナルーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐