コーレス骨折とスミス骨折 【今日のお題 keiトレーナールーム】
2024/02/09
No276 コーレス骨折とスミス骨折
節分も終わり、暦のうえでは「春」ですね♪
2月なので、まだまだ寒いですが(^^;
来週は暖かくなるみたいですし、この寒さもあと少し…
と思いたいです(^^ゞ
さて今日のお題ですが
「コーレス骨折とスミス骨折」
です。
聞いたことない!
っていう方のほうが多いと思います。
簡単に書くと
「手首の骨折の種類」
です♪
転倒したときに「手のひら」をついて骨折したことを「コーレス骨折」
転倒したときに「手の甲」をついて骨折したことを「スミス骨折」
といいます。
(厳密には少し違いますが、この覚え方で大丈夫だと思います)
この画像を見ればよく分かりますね♪
私が学生時代に勉強していたとき、
「転倒すれば普通は手のひらをつくだろ?スミスなんてありうるのか?」
と思っていました。
つい最近までそう思っていました(^^ゞ
コーレス骨折は私も経験があります。
24歳のときに遊びでサッカーをしていて、ヘディングで競り合ったときに体制を崩して転倒。
その時に手をついて骨折しました。
幸い転移(骨がずれる)することはなく、3週間固定で終わりました♪
私の恥ずかしい話になりますが…
2週間ほど前に朝9時からご予約があり、おひとりを診ました。
その方が終わったのは10時20分ぐらいです。
次のご予約は10時30分からです。
ベッド周辺を後片付けしていると、ベッド下の荷物を入れるかごに9時から診たお客さんが携帯電話を忘れていらっしゃいました!
このご時世で携帯電話は必須です!
時計をみると、10時22~23分くらい。
このお客さん(Tさん)はご近所…ということは知っていました(ご自宅までは知りませんが)
今持っていけば追いつく!
と思い、上着を着て左手に携帯電話を持ちました。
私はお見送りするときや、少し表に出るとき用の黒いスリッパを入り口に置いています。
靴を履こうか?
と一瞬迷いましたが、時間がなかったのでスリッパで追いかけることにしました。
出てすぐ、右をみるといらっしゃいません。
もうひとつ向こうの道か?
と思い、小走りで追いかけました。
角を曲がると、前方から自転車に乗った60代くらいの女性がいました。
ぶつかったりはしませんでしたが、避けよう!
と思ったら…
スリッパのつま先部分がアスファルトに引っ掛かり、私はおもいっきり転倒しました(>_<)
その自転車の目の前で…
自転車に乗っている女性に
「大丈夫???」
と声を掛けられました(^^;
すぐに起き上がり
「大丈夫です!」
とだけ言い、顔をあげるとTさんの後ろ姿が見えました。
「Tさん!携帯電話を忘れていますよ!!」
と声を出すと、
「ああ!ありがとう!」
となり、そこで渡して終わりました。
転倒したので「痛いな~」
と思いながら手首を見ると…
血がダラダラと出ています(>_<)
「マジか…」
と思いながら、すぐに次のご予約があります。
血が服やタオルにつくといけないので、とりあえず応急処置でテーピングを巻きました。
その後、無事に10時30分からのご予約の治療をし、午前が終わったのですが…
なんか痛いな…
と思いながら治療中はほったらかしにしていましたが、両膝も血だらけでした(@_@;)
この年になって、生傷は作りたくないな…
と思いながら、処置しました。
私の恥ずかしい話です(^^;
ネタとして、この話は色々なお客さんに話していました。
その中でとある方が
「骨折しなくてよかったね」
と言ってくださいました。
この時に
「あっ!なるほど!」
と思いました。
転倒したときは手のひらをつきます。
それが普通だと思います。
しかし
「何かを手に持っていたら」
話は変わってきます!
今回の私のように手に携帯電話を持っているとか…
このような場合に限って、スミス骨折は起こるんだ!
ということを身をもって学びました(笑)
この画像ですね。
現在私の左手首の甲には傷があります(>_<)
毎日テーピングを交換していますが…
本当にめんどくさいです(笑)
しかしこのおかげ?
でスミス骨折のパターンを知ることが出来ました♪
これは携帯電話を忘れたTさんや、自転車に乗っていた女性が悪いわけではありません!
小走りする!
ということが分かっていながら、靴を履かずにスリッパで追いかけた私が悪いです(>_<)
皆さんはこのようなことがないように、お気を付けくださいm(_ _)m
生傷を作ると、その後の処置が本当にめんどくさいです(笑)
この週末は雨もなく、いい天気みたいですね♪
お出かけ日和になりそうです(^^)
お出かけされる方はお気を付けて♪
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬佑