ランニングで横腹が痛いのはなぜ(・・?
2023/09/06
No252 ランニングで横腹が痛いのはなぜ(・・?
朝晩が涼しい時もありますが、昨日の朝は非常に蒸し暑かったですね(>_<)
洗濯物を干しているだけで汗だくになりました(^^;
台風も発生し、いよいよ本格的な台風シーズン到来かもしれませんね(>_<)
さて先日、あるお客さんから質問を頂きました。
「走っているときに横腹が痛くなるのはなぜですか?」
と。
皆さんも1度は経験したことがあるのではないでしょうか(・・?
当然私も学生時代に経験があります。
今日はその原因と対処方法を書いていきますね♪
ランニング中に横腹が痛くなるのは様々な理由があります。
・筋肉不足
・内臓が揺れて横隔膜を引っ張っている
・無理なペースでランニングしている
・ストレッチやウォーミングアップを行っていない
・ランニングフォームが乱れている
などなど…です。
この中で一番多い理由は
・筋力不足
・内臓が揺れて横隔膜を引っ張っている
です。
筋力が不足してしまうと体幹を支えることができず、内臓も必要以上に揺さぶられてしまいます。
横隔膜はさまざまな内臓を支える部分であり、内臓が左右上下に揺られてしまうと横隔膜も連動して動くため、痛みを生じてしまいます(>_<)
下記の図を見てください。
横隔膜とは「肺」と「心臓」の下にある呼吸をするのに使う筋肉です。
この横隔膜の下に「肝臓」や「胃」があります。
肝臓の重さは成人男性で約1,5キロと言われています。
その重たい肝臓がランニングをし、上下に揺さぶられると、靭帯や膜でつながっている横隔膜を引っ張ることになります(>_<)
そうして引っ張られると、ランニング中に横腹が痛くなるのです。
また、内臓の血流が悪くなってしまうことも脇腹が痛む原因の一つになります。
急激な運動をしてしまうと痛みが生じてしまいます。
そのため、ストレッチやウォーミングアップを省いてしまうと脇腹の痛みを誘発させてしまいます(>_<)
しっかりと準備してからランニングするようにしましょう♪
ではもしランニング中に横腹が痛くなってしまったらどうしたらいいのでしょう(・・?
対処方法としては
・ランニングペースを落とす
・脇腹をマッサージする
・深呼吸をしたり、正しい呼吸方法を身につける
などがあります。
脇腹が痛くなってしまう人は体に合ったペースで走れていない可能性が高いです。
走るペースを少し落として痛みが生じるが様子をするようにしましょう♪
また、脇腹をマッサージすることでも痛みを軽減させることができます(^^)
脇腹の痛みは横隔膜が痙攣を起こしている場合もあるため、マッサージすることで痙攣を解消することができ、痛みも和らいできます♪
食事後すぐにランニングすると、走る行為よりも「消化」にエネルギーや血液を使うので痛くなりやすいです(>_<)
ランニングする2時間前くらいには食事を済ませておくことが望ましいです(^^)
暑さの少し落ち着き、ランニングするにはいい気候になるつつあります。
無理をせず、痛くならないようにウオーミングアップをしっかりとし、食事の時間なども考えましょう♪
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬佑