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水中毒にご注意(>_<) 【今日のお題 keiトレーナールーム】

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水中毒にご注意(>_<) 【今日のお題 keiトレーナールーム】

水中毒にご注意(>_<) 【今日のお題 keiトレーナールーム】

2023/08/04

No247 水中毒にご注意(>_<)

猛暑の日々が続いています。

京都市は今日35度以上の猛暑になると、2週間連続で猛暑日となるそうです(>_<)

これから甲子園も始まりますね♪

夏の風物詩ではありますが…

炎天下の中での野球(>_<)

今年はどうなるのでしょうか(^^;

 

さて昨日ですが

「今年は水中毒になる方が昨年の3倍に増えている」

というニュースがありました。

皆さんは水中毒という言葉を知っていますか(・・?

水中毒とは正式名称は「低ナトリウム血症」です。

汗をかく

  ↓

体内の塩分は汗とともに排出される

  ↓

汗をかいたので水分補給として「水」だけを飲む

  ↓

結果、体内のナトリウム(塩分)が不足する

  ↓

低ナトリウム血症(水中毒)になる

 

簡単に書くと、こういう流れになります。

 

「えっ?水は体にいいんじゃないの??」

と思われる方が多いでしょう!

確かに水分補給に水は適しています♪

 

しかし大量に失われた状態で「水」だけをガブガブ飲むことは、体によくありません(>_<)

よく健康には1日に水を2リットル飲みましょう♪

と言われています。

 

これに関しては私の意見ですが、おおむね正しいと思います。

ですが、注意点があります。

まず一気飲みは絶対にダメです(>_<)

塩分を失った状態で一気に水だけを大量に飲むと危険です!

 

そして「年齢」「性別」「体系・体格」は人それぞれ違います。

 

元サッカー日本代表で現在はドイツにて現役で選手をしてる長谷部誠選手は私と同い年です(現在39歳)

 

しかし私と長谷部選手では生活環境が大きく違います。

一般人の私と、世界のトップアスリートの長谷部選手。

同じ男性で、同い年。

それだけで1日の水分量を同じにしてもいいのか(・・?

 

答えは「No」です。

自分にあった水分量というものがあります。

では自分にあった水分量は??

 

検索すると、1日の水分量を計算してくれるサイトがありました。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228737

興味がある方は計算してみてください(^^)

 

簡易的な計算方法なので、あくまで「参考」程度に思ってくださいm(_ _)m

その他にも

「健康な成人は毎日、体重1kgにつき約35 mlの水が必要です」

と言われているそうです。

この計算で行くと、私の現在の体重は約74kgです。

74kg×35ml=2590ml

になります。

 

約2,6リットルですね。

水分は「食事」にも多く含まれています。

「液体」の水分だけではありません。

その辺りも考慮してもらえたら…と思います(^^ゞ

 

先ほども書きましたが、問題は「一気に飲む」ことです。

1日に2リットルの水を飲む。

2リットルペットボトル1本分ですね。

これを一気に飲むので「水中毒」になってしまうわけです(>_<)

 

コップ1杯をこまめに飲む

 

これが最適です(^^)

また今はスーパーやコンビニ、ドラッグストアに

「塩分チャージ」

と呼ばれるタブレット(ラムネのようなもの)が販売されています♪

水ばかり飲んでいると、体内の塩分濃度が薄くなってしまうのでこういったもので塩分を補います♪

私は高校サッカーの現場に行くときは必ず鞄に入れています。

そして選手たちには自由に食べていいよ♪

と伝えています。

 

水中毒になると、その症状は

めまいや頭痛、多尿・頻尿、下痢などがあげられます。

悪化すると吐き気や嘔吐、錯乱、意識障害、性格変化、呼吸困難などの症状が現れ、死に至る場合もあります。

 

とあります。

「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「意識障害」「呼吸困難」

これらは熱中症とよく似ています。

 

体が「重たくてだるい」「少し頭痛もあり」「めまい」もある。

熱中症になってしまった!

と思い、病院に行くと

「水中毒」

と診断された!

という方もいらっしゃいます。

素人目には「熱中症」と「水中毒」の見分けがつかないでしょう(>_<)

私も分からないと思います。

 

スポーツ現場で

「めまい」があり「吐き気」「頭痛」がある。

という選手が私も元へ来たら

「熱中症やな」

と思うと思います(+_+)

 

食事にも当然「塩分」はあります。

高血圧などの方は「塩分控えめに」と日々言われているでしょう(>_<)

 

しかし今のような猛暑が続くときは、少し塩分を取り入れるようにしたほうがいいかもしれません♪

・1日1杯のみそ汁

・梅干しを2~3粒

これらを1日の食事に加えるだけで防げるかもしれません。

 

少し余談ですが、15年くらい前に高校の女子バスケットボールのトレーナーをしていました。

体育館内で飲める飲料は「水」だけです。

理由は「糖分を含んだものが床に落ちると、ベタベタして掃除が大変だから」

でした。

そんなときは「食塩」をタッパーなどにいれて、塩をつまんで食べながら水分補給をしていましたね。

 

またサッカーの天然芝では「水」だけでした。

理由は「糖分を含む飲料は芝に悪いから」

です。

これに関しては5~6年前くらいに改善され、今は天然芝でもスポーツドリンクが飲めるようになっています(^^)

これだけの猛暑が毎年のように続いています。

バスケットボールに関しては現在は関わっていないので、どうなっているか分かりませんが…

おそらく改善されているでしょうね(^^ゞ

 

熱中症に似た症状がでる「水中毒」

糖分を含む飲料ばかり飲んでいると「ペットボトル症候群」になり

水ばかり飲んでいると「水中毒」になり

と難しいかもしれませんね(>_<)

何事もそうですが、「適切な量」があります。

1日に500mlのジュースを飲むくらいではペットボトル症候群にはなりません♪

 

自分の現在の行動(運動中なのか、冷房の効いた室内にいるのか…など)

で飲む量が変わってきます。

 

適切な水分補給をして、熱中症や水中毒に気を付けましょう!

 

今日は長くなりました(>_<)

ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)

keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬佑

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