東洋医学~「花粉症」~【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2023/03/02
No211 東洋医学~「花粉症」~
昨日は春のように暑かったですね♪
3月になって初めてジラソーレ(中学生のサッカーチーム)に行きましたが、半袖、半パンで練習している学生がいました(^^;
「夏みたいに暑い!!」
と言っていましたね(^^ゞ
今日は一転して風が強く、少し寒いですが…
それでも2月の寒さに比べるとかなりマシです♪
3月になるだけで、これほど暖かくなるんですね(^^)
そしてこの季節になると出てくるのが
「花粉症」
です(>_<)
皆さんは花粉症ですか(・・?
私は有難いことに花粉症ではありません♪
しかし私以外の親族、妻は全員花粉症です(>_<)
いつ発症するか…
毎年ビビッています(^^;
2019年のデータですが、日本人の花粉症の割合は38.8%でほぼ3人に1人が花粉症のようです(>_<)
ではそもそも花粉症とはなんなのでしょう(・・?
花粉症とは
花粉が飛ぶ季節になると始まる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。
スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状を「花粉症」と呼びます。
医学用語では、「季節性アレルギー性鼻炎」
とされています。
そしてこれは明確なデータはありませんが、割合として比較的「都会」に住んでいる方が多いようです。
逆に地方の自然が多い田舎にお住まいの方のほうが少ない…と。
あれ?
自然が多い田舎のほうが花粉がいっぱい飛んでいるから、多いんじゃない?
と思われるでしょう。
私もそう思っていました。
実は
「花粉」にプラスして「排気ガス」などの有害物質
が原因のようです。
つまり「花粉」単独ではあまり花粉症にはならず、車などが多く走る都会に住んでいると花粉と排気ガスがくっついて、人体に悪影響を及ぼす…
らしいです。
科学的根拠はありませんが、統計学上そのようです(^^ゞ
残念なことに1度花粉症が発症してしまうと、自然治癒することはありません(>_<)
ずっと付き合っていくしかないんですね(+_+)
今は注射や薬などがありますから、それらで花粉症の症状を抑えている方が多いと思います。
では鍼灸ではどのようにアプローチするのか(・・?
アレルギー症状なので、根本的な改善は難しいでしょう(>_<)
しかし症状の軽減、緩和はできます♪
それらのツボをいくつかご紹介しますね(^^)
まず
「迎香(げいこう)
「印堂(いんどう)」
です。
印堂は眉毛と眉毛の間にあります。
これは
「鼻づまり」と「目のかゆみ」
に効果があるとされています。
迎香は小鼻のよこにあります。
これも同じく
「鼻づまり」
に効果があるとされています。
次は
「承泣(しょうきゅう)」
です。
目の周りにはツボが多く存在します。
眼球の真下にあるのが
「承泣」
です。
これは
「目のかゆみ」
に効果があるとされています。
余談ですが、目の周りにある
「攅竹(さんちく)」
「太陽(たいよう)」
「晴明(せいめい)」
などは眼精疲労など、目の疲れによく効きます♪
これらのツボを指で刺激してみてください(^^)
目安ですが、10~20回ほど軽く指圧してあげるといいですよ♪
ツボを中心に「円」を描くようにグルグル押すのもありです(^^)
そして最後は万能のツボとされる
「合谷(ごうこく)」
です♪
合谷は有名ですね♪
本当に様々な症状に効果があります(^^)
【合谷の効果】
合谷は非常に多くの症状に使われる”万能なツボ”と言えます。
頭痛、眼精疲労、歯の痛み、顔面神経麻痺など頭顔面部の症状に良く用いられます。
その他、首肩コリや風邪、生理痛、皮膚の痒み、胃腸の調節、精神安定など様々な症状に使用されるツボです。
高血圧に効果がある!
と記載されている本もあります。
これは「手」にあるので、ちょっとした時間に刺激を与えることができます♪
効果に「花粉症」とは書いてありませんが、上記した「印堂」「迎香」「承泣」などと組み合わせることで、より効果を高めることができます(^^)
花粉症をお持ちの方は本当につらいでしょうね(>_<)
しかもこれからの季節は偏西風に乗って「黄砂」も飛んできます(+_+)
花粉プラス黄砂でより症状が悪化する方もいるかもしれません(>_<)
対策はよく言われていますが
・マスク、眼鏡、帽子を着用する。
・表面がすべすべした素材のコートを着用する。
・帰宅時に衣服や髪をよく払ってから入室する。
・入室後、すぐにうがい、手洗い、洗顔をする。
・窓、戸をなるべく閉めておく。 ...
・洗濯物の外干しは避け、室内干しや乾燥機を使用する。
・空気清浄器を使用する。
などですね。
全ては無理かもしれませんが、できること1つでもやってみてください♪
今日は花粉症について書いてみました。
3月に入ったばかりなので、これから本番!
という方も出てくるでしょう(>_<)
対策をして、今日ご紹介したツボなどを使い、少しでも症状が軽減されることを願っています(^^ゞ
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬佑