東洋医学~夏バテに効果のあるツボ~【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2022/07/27
No143 東洋医学~夏バテに効果のあるツボ~
夏本番の暑さが続いていますね。
昨日は静岡県で記録的な大雨だったとか…
今日は近畿地方で雨の予報です。
6月末の猛暑で夏の「水不足」が心配されましたが、たぶんもう大丈夫でしょう♪
あとは夕方に少し降ってくれて、気温をさげてくれたら嬉しいですね(^^)
災害が起こるような「大雨」はかんべんしてほしいです(>_<)
さて今日のお題は
「夏バテに効果のあるツボ」
です。
みなさんは「夏バテ」していませんか(・・?
夏バテとは
「体がだるい」
「食欲がない」
「疲れやすい」
「寝不足」
などといった夏の暑さによる体調不良の総称です。
私たちの体は自律神経の働きによって、暑さを感じると汗をかいて熱を放散し、体温を一定に保っています。
しかし、真夏の室内外の温度差を繰り返し感じることによって、自律神経の働きが乱れてしまいます(>_<)
自律神経については以前ブログに書いたことがあるので、まだご覧になっていない方はぜひそちらをご覧ください♪
自律神経ってなに??→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20220420100714/
そして「クーラーの効いた部屋」にいて「冷たい飲み物」ばかり飲んでいると、体全体どころか「内臓」も冷えてしまいます(>_<)
内臓(主に胃腸)が冷えると、消化器官がうまく働いてくれません。
胃腸が働いてくれないと、栄養が吸収できないので、回復ができない…
という悪循環になってしまいます(>_<)
そんなときに使えるツボを4つ紹介します♪
湧泉(ゆうせん)
足三里(あしさんり)
中脘 (ちゅうかん)
関元(かんげん)
です。
湧泉は足の少陰腎経に属していて、足の裏にあります。
湧泉は足の裏にあり、足の指を曲げた時の一番へこむところにあります。
押すと元気が湧いてくるというツボです♪
夏バテにより疲れていて、全身がだるく、元気がでないときに効くツボです(^^)
指で強く押してください。多少痛いくらいが効果があります。
指で押すのが痛い方は、ペンなどでも大丈夫です。
足三里は何度かこのブログで紹介していますね♪
足三里は足の陽明胃経に属していて、膝のお皿の下あたりにあります。
足三里は胃腸の動きを活発にしてくれますし、元気が出るツボとして有名です(^^)
この場所も指で押すといいですが、難しい方はゴルフボールなどでコロコロしてもらっても大丈夫です♪
寝る前などに1~2分ほど毎日すると、効果があります。
中脘は任脈に属していて、お腹のど真ん中にあります。
おへそから指4本分上の場所にあります、
この場所はちょうど「胃」の真上にあたるので、胃に直接効果が出せます。
指で押すと痛いことや、不快感があることが多いです(>_<)
そのため、この場所は「温める」ことですね♪
お灸が出来ればベストですが、なければ「蒸しタオル」を当てるだけでも十分効果があります。
濡らしたタオルを電子レンジで温めれば、蒸しタオルはすぐに作れます(^^)
関元も任脈に属しています。
おへそから指4本分下にあります。
女性なら子宮の真上になります。
この場所も「温める」ここですね♪
指で押すと不快感を覚えるでしょう(>_<)
中脘と同様にお灸が出来ればいいですが、難しいなら「蒸しタオル」です(^^)
関元とおへその間には「気海(きかい)」というツボがあります。
文字通り「気」を生み出してくれる場所です(^^)
蒸しタオルなら関元と気海、両方を温めることができるでしょう♪
これだけ暑いと食欲がなくなり、夜もなかなか寝付けない…
という方は多いでしょう(@_@;)
熱中症予防のためには「食事」と「睡眠」は欠かせません!
ご自宅で出来ることですし、ぜひやってみてください♪
もしご自宅でお灸をしたい方は言ってもらえたら、お灸は販売しています(^^)
ツボもお伝えするので、お気軽にお問い合わせしてくださいね。
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐