東洋医学~「湿邪」から身を守る~【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2022/04/22
No105 東洋医学~「湿邪」から身を守る~
昨日は天気予報通り、昼から雨が降りましたね。
洗濯物を干していると「湿気」がありました(^^ゞ
来週から雨が多くなるようです。
まだ先ですが、これから「梅雨」になり、雨が多い=湿気が多くなります(>_<)
そして今日のお題ですが
「湿邪」から身を守る
です♪
これは知っていて損はないと思います(^^)
これからの季節、多くの方が経験するかもしれませんから((+_+))
まず東洋医学では湿気が多く、それが身体に入り悪さをすることを
「湿邪(しつじゃ)」
と呼びます。
この「邪」という漢字がつき体に影響を及ぼすことを
「外因(がいいん)」
と言います。
例えば咳や鼻水、発熱が起こる「風邪」ですが、これは日本語では「風邪(かぜ)」ですが、東洋医学では「風邪(ふうじゃ)」と読みます。
外因は
・風邪(ふうじゃ)
・暑邪(しょじゃ)
・湿邪(しつじゃ)
・燥邪(そうじゃ)
・寒邪(かんじゃ)
・火邪(かじゃ)
の6個あります。
これらを合わせて
「六淫(ろくいん)」
といいます。
今回はこの「六淫」の中の「湿邪」について書いていきます(^^)
湿邪は主に梅雨時期になりやすいです。
これは梅雨で湿気が多いからです。
体質にもよりますが、私は湿邪を受けやすいです(>_<)
毎年梅雨時期になると、体が重たく、だるくなります((+_+))
湿邪による症状は
・倦怠感(体が重たい)
・むくみ
・消化不良
・食欲不振
・下痢
・お腹が張る
などなど…
挙げると10個くらいありますが、代表的なものをm(__)m
ではこの湿邪になればどうすればいいのか(・・?
単純ですが、「体から湿を追い出す」ことです。
その方法はいくつかあります。
①運動をする
体にたまった湿(水分)を出すには、「汗をかく」です。
運動をして新陳代謝をあげ、汗をかき、体にたまった湿を出しましょう(^^)
お風呂にゆっくり浸かるのもいいですよ♪
②水分を少し控える
当たり前ですが、水分を取りすぎると体に「水分」がたまります。
湿邪でたまっているのに、さらに余計に水分を摂取すると余計に体が重たくなります(>_<)
③湿邪を出す食事を摂取する
これは探していると「ウェザーニューズ」がいい表を出していました(^^;
この表を参にしてくださいm(__)m
そしてツボですが、湿を体から出すもの!
というよりは「消化器官」を調整するものになります。
少し難しいですが、経絡(けいらく)の中に
足の太陰脾経(たいいん ひけい)
足の陽明胃経(ようめい いけい)
があります。
こられは表裏の関係にあり、どちらも「消化器官」に効くツボ(経穴)が多いです。
その中から2つを紹介します♪
・豊隆(ほうりゅう)
・三陰交(さんいんこう)
です。
「豊隆」は陽明胃経に
「三陰交」は太陰脾経に
属しています。
豊隆です。
これはスネの真ん中ぐらいにあります♪
湿を追い出す効果があります。
三陰交は今まで何度もブログに出てきましたね(^^;
このツボの効果はめちゃくちゃあるので、割愛しますm(__)m
もし詳しく知りたい方は以前三陰交のブログを書いたので、そちらをご覧ください。
三陰交のブログ→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20210814131241/
いかがしょうか?(・・?
体が重たいときは「湿邪」の影響を受けていることが多いです(>_<)
そんなときは今回書いた内容を参考に「体から湿邪を追い出して」ください(^^)
実は今回のブログはよく来てくださるお客さんとの会話からヒントをもらいました♪
ブログに書いてほしいネタがあれば、いつでも大歓迎です(^^ゞ笑
では次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐