東洋医学~ツボ「気海」の効果~【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2022/02/18
No86 東洋医学~ツボ「気海」の効果~(^^)v
昨日は予報通りの寒さでした(>_<)
20時くらいに帰宅しようと車に乗ると、夕方に降った雪(粉雪)がフロントガラスの上で凍っていました(^^;
明日からの週末は雨で、週明けの月曜日からは雪は降らないまでも、平年より寒いとか…
春はまだまだ先ですね(>_<)
さて、今日のお題は東洋医学シリーズで、「気海(きかい)」です♪
前回の「百会」のブログが面白かったです!
とお客様に言ってもらえたので、連続ですが、ツボのことを書いていきます(^^)
身体には361個のツボがあります(以前書いたぎっくり腰の特効穴の「腰腿点」などをいれると500近くあります)
その数あるツボの中で「海」とつくツボは3個しかありません。
以前ブログで書いたことがある「血海(けっかい)」
そして今回の「気海」と「気海兪(きかいゆ)」です。
血海のブログはこちら→https://kei-kasshin-2014.space/blog/detail/20211002124219/
気海兪は腰にありますが、効果は気海と似ているので今回は気海に焦点をしぼって書いていきます♪
気海はお腹、おへその下、指2本分くらい下にあります。
この気海もそうですが、血海にも「海」という漢字が使われています。
この海という漢字には「生み出す」という意味があります。
つまり、気海には「気を生み出す」効果があるのです♪
同じように血海には「血」を生み出す効果があるので、女性の貧血や生理痛に効果があります(^^)
この気海ですが、ツボの名前は「気海」です。
しかし多くの方は別名で知っていると思います♪
それは漫画やアニメ、映画やドラマなどでたまに使われることがあります。
その別名とは…
「丹田(たんでん)」「臍下丹田(せいかたんでん)」
です(^^)
聞いたことがありませんか??
色々な漫画などに使われています♪
例えば大きな声を出すときに「お腹に力を入れて!」というフレーズが用いれれます。
これは正確には「丹田に力を入れて!」
になります。
お腹に力を入れることで、大きな声が出せたり、踏ん張ったり、力を発揮することを皆さんは1度は経験されていると思います(^^)
スポーツの世界でも柔道や剣道、空手などでは「丹田に力を入れて!」と指導されます。
そのくらい有名ですが、ツボの名前は「気海」です。
ではどういったときに気海にアプローチすればいいのでしょう??
東洋医学では身体の生命エネルギー(気)が不足する状態のことを「気虚(ききょ)」といいます。
この状態のときは
元気がない・すぐに疲れる・倦怠感・食欲不振・冷えやすい・風邪を引きやすい…
などがあります。
こんな時に気海を使います♪
私なら気海にお灸をしますが、ご自宅でセルフケアされるなら「カイロ」「湯たんぽ」「温かいタオル」などを気海の上に置くだけでも効果があります(^^)
あと、これは西洋医学・東洋医学関係ありませんが、お腹(内臓)を冷やしていいことは1つもありません(+_+)
温めることは身体にいいので、元気がない・すぐに疲れる…などの症状がある方は1度ご自宅でやってみてはいかかでしょうか(・・?
セルフケアでお灸をされる方は結構いらっしゃいます(^^)
ただ…
お灸とは「もぐさを燃やすこと」です。
もぐさとは「ヨモギの葉っぱ」を使用しています。
私の治療院でお灸を経験された方はご存じだと思いますが…
「けむり」がすごく出ます(*_*;
とくに簡易的なお灸はすごく出ます!!
古来からある本来のお灸はそんなにけむりがでませんし、なんならすごくいい香りがします♪
しかし簡易的なお灸はけむりがでます(>_<)
家の中がお灸臭くなるのがイヤという方は結構いらっしゃいます(^^;
そういう方は先ほど書いた「カイロ」「湯たんぽ」「温めたタオル」などがおススメです(^^)
私個人の経験ですが、20代の一人暮らしをしているときは暖房器具は「エアコン」しかありませんでした。
暖房は電気代がかかります(*_*;
そんなときはペットボトルにお湯をいれて、毛布にくるまって「暖」をとっていました(^^;
お湯は冷めても常温に戻るだけで、しかも毛布の中なら冷たくななりません♪
よく同僚から「女の子みたいなことしてるな…」
と言われたことがありますが、大事な節約です(笑)
今回は身体が元気になるツボ「気海」の紹介でした♪
皆さんも是非試してみてください(^^)v
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐