東洋医学~風邪予防のツボ~【今日のお題 活心はりきゅう堂】
2021/12/24
No67 東洋医学~風邪予防のツボ~(^^)
今年も残り1週間となりました。
そして今年最後の?寒波が明日の夜から28日(火)くらいまで続くそうです(>_<)
先週末も寒かったですが、予報通りなら先週末より寒いとかΣ(゚Д゚)
冬は寒いものです。
雪も風情があり、いいものです♪
降ってもいいと思いますが、交通機関に影響が出ない程度にしてほしいですね(^^;
さて、今日のお題「風邪予防のツボ」ですが、久しぶりの東洋医学シリーズです(^^)
今回は1つのツボに着目せず、「風邪予防」という観点で書いていきたいと思います♪
東洋医学では風邪(かぜ)のことを「風邪(ふうじゃ)」と言います。
同じ漢字を使っていますが、読み方が違います。
東洋医学では風邪(ふうじゃ)は「風の邪気が身体に入り、悪さをする」という考えです。
ではその「風の邪気が身体に入ってこないようにする!」というのが予防になります♪
身体に361穴あるツボの中で「風」という漢字が使われているツボが3つあります。
そこは「風の邪気」が入ってきやすい場所にあり、そのツボを守ることが「予防」につながります(^o^)
その3つのツボは…
「風池」(ふうち)
「風門」(ふうもん)
「風市」(ふうし)
の3つです。
それぞれの場所です。
まず「風池」です。
風池は後頭部、髪の毛の生え際にあります。
ここは「疲れ目」や「眼精疲労」などにも使われるツボとして有名です。
続いて「風門」です。
これは背中の上部?首の根元?にあり、正確には「第2、3胸椎の間から2cmほど左右に分かれた場所」にあります。
首を前に倒す(前屈)すると「ポコッ」とでる骨があります(第7頸椎)
この骨の少し下です。
最後に「風市」です。
これは「きょうつけ」と身体をまっずぐにし、腕も身体に沿わします。
この時に中指の先が当たる場所にあります。
だいたい「太ももの外側、真ん中ぐらい」です。
では今挙げたこの3つのツボをどうやって守るのか(・・?
それは
「冷たい風から守る」
これだけです(^o^)
なんだ…そんなことか!
と思われた方も多いでしょう。
そしてこれは古くから知らず知らずのうちに多くの方が実践されています♪
「マフラーを巻く」「ネックウォーマーを巻く」
です(^o^)
これで「風池」と「風門」を守ることができます。
そして「風市」ですが、これは女性の方が寒い時によくされています。
「膝かけ」です♪
膝かけがあると、それだけで「風市」を冷たい風から守れます(^^)
「マフラーやネックウォーマーで首元を守る」
「膝かけなどで太ももを守る」
皆さんが知らず知らずのうちに寒さ対策としてやってきていることですが、実は東洋医学の観点から見ると大いに「理にかなっている」ことだったんです♪
少しまとめると
「風邪(ふうじゃ)」は「風」とつくツボから入ってくる。
その風とつく3つのツボ「風池(ふうち)」「風門(ふうもん)」「風市(ふうし)」をマフラーや膝かけで冷たい風から守る。
これだけです(^^)
もちろん風邪予防には「しっかりとした食事」「よく寝ること」が基本です。
余談ですが、私は20代の10年間一人暮らしをしていましたが…
毎年冬には風邪を引いていました(^^;
実家暮らしの間はめったに引くことはなく、また結婚してからも引くことは減りました(子どもの風邪をもらうことはありますが(>_<))
やはり「食事」は大切です(^^;
現在は世界でコロナの変異株「オミクロン株」が流行っています。
先日は大阪で、昨日は京都で数人出ましたね。
普通の風邪と酷似しているようなので、コロナにかからないためにも「風邪の予防」をしっかりしましょう(^o^)
今日は少し長くなりましたm(__)m
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)
keiトレーナールーム 活心はりきゅう堂 長谷川敬祐